環境ビジネス総合研究所 - EBRI - インタビュー 第12回 エムズ環境技研株式会社 環境ビジネス総合研究所 EBRI

  • <<みっちゃんが行く!

    EBRI事務局担当の岩松美千子こと、「みっちゃん」が会員企業各社を訪問させて頂いて、インタビューした内容を紹介するコーナーです。

  • 第12回 エムズ環境技研株式会社

    www.ems-kkgk.com

    こんにちは!みっちゃんです。7月7日は七夕です。笹にカラフルな飾りや願い事を書いた短冊を吊るして、一年に一度の織姫と彦星再会を想うロマンティックな日ですね。今回は七夕祭りで賑わっている平塚のエムズ環境技研株式会社に行って参りました。

    エムズさんの自宅兼事務所

    エムズさんの自宅兼事務所

    盛大に七夕まつり開催中

    盛大に七夕まつり開催中

    ①仕事(事業)の内容

    内容としては大きく分けて三つあります。
     1、コンサルティング業務
     2、人材派遣業務
     3、機器、薬品関係の物品販売

    その中で主にやっているのは、水処理関係、ゴミ処理関係、リサイクル関係、あとは水処理に付随して、池とか湖とか河川などの公共水域の水質調査をやっています。他には、環境アセスメントやISOの取得支援で、ISO9001とISO14001の統合化に力を入れています。

    人材派遣では、このようなコンサルティング関連の仕事を、弊社の派遣社員が顧客の企業に出向いて、支援させて頂く仕事をしています。

    物品販売の部門では、「せっかく開発しても売れなくては意味がない」というそんな思いからスタートしました。環境展でも紹介した「マイクロバブル水質浄化システム」というのは、池・沼・湖・閉鎖湾などにこの機械を設置し、水中に空気を吹き込んでその泡を細かくすることによって酸素の溶解効率を上げ、汚水の濁り成分を気泡に付着させて浮上分離させます。これは、これから伸ばして行こうと考えている部門です。
    現状、売上げ的には人材派遣業務がほとんどを占めています。

    【マイクロバブル水質浄化システム】

    低動力で酸素を溶解させ、有機物の分解を促進するシステムです。
    細かい気泡が、汚水の濁り成分へ大量に付着して、浮上分離させます。
    マイクロバブルのキャビテーション作用で好気性微生物から動物プランクトン・魚介類まで生物
      が活性化します。
    オゾンをマイクロバブルで吹き込めば、ウイルス・病原菌などのほか、生物処理では難分解な
      有機物も分解します。
    アルカリ性排水に炭酸ガスを吹き込めば、中和作用があり、二酸化炭素(CO2)の有効利用に
      寄与し、地球温暖化の抑制に寄与します。
    池・湖・河川・閉鎖湾等の公共水域の水質浄化に。
      (水深10m以上の深い領域にも対応します。)
    当システムで曝気することにより、底層のヘドロを改質するとともに、悪臭を抑え、
      減容化します。
    養殖・養魚池、水耕栽培用水における酸素供給に。
    畜産糞尿汚水への曝気等、高濃度廃液(BOD:1万mg/L以上)の処理にも威力を
      発揮します。
    接触酸化法や生物膜法における、酸素供給装置 兼 微生物活性化装置として。

    ②EBRIに入ったきっかけ

    当初は営業マンがおらず、どのように営業して行ったらいいかと考えた際、人脈作りの為に、まず異業種交流会に参加しました。
    そこで知り合った行政書士の方に「出納さんが環境に関係ある仕事をしているのであれば、CAPA会という所に環境ビジネスをやっている人が多く集まるよ」と言われ、CAPA会に参加しました。そこで、小柴さん、田宮さん、寺田さんにお会いして、「EBRIに入らない?」とお誘いを受けて入会したのがきっかけです。それが2年前のことでした。

    ③業界の現状

    正直言って、現状はむちゃくちゃ悪いです。
    従来、弊社は公共工事や役所関係の仕事を今まで行っておらず、民間企業の仕事を主にやっていたので、なおのこと民間企業の景気に左右される部分が強いです。その為、現在は公共の仕事に入札出来る様、いろいろと手続きを始めたり、神奈川県庁や地元の役所の窓口などに顔を出し、営業活動や会社案内を配布したりしています。

    取引企業は会長の知り合いである大手の会社が主で、重機メーカーや飲料品製造メーカーから仕事を頂いたりしています。貸し倒れのリスクは無いのだけれど、なかなか取引に結びつくまでは大変です。また、景気の波を受けないように、いろいろ改善やチャンネルを広げて行かないと厳しいと感じています。

    ④今後の方針

    現在は人的な作業だけの収入だけなので、物品販売の部門を少しずつ伸ばして行きたい。
    もう一つ言うと、大手企業の顧客ばかりなので、地元の顧客も増やしたい。
    当社はどちらかと言うと、水処理関係の方が強いので、水関係の改善などの分野で役に立ちたい。大手指向ではなく、もっと地元に貢献したい。

    売上げ的には今年の4月末に、4,000万円弱ほどでした。売上げが5,000万円を超えると、消費税の関係で簡易課税が利かなくなる。どうせ超えるなら、5,000万円を大きく超えて行きたい。

    ⑤EBRIの中でどのようなことを考えているか、どうしたいか。

    みなさんしっかりした技術やサービスを持っているのでEBRIに期待していますが、良いものを持っているのに営業的に弱い点がお互いあると思います。その辺をお互い補間し合い、我々が知っているお客さんにEBRI会員のいい商品を紹介したり、または紹介して欲しい。

    ⑥その他

    水処理装置や廃棄物処理装置を最初に作った際、導入された工場からどのような排水が出て来るかということが前提で作られています。しかし、工場で作る製品が変わってくると排水やゴミの質も変わってきます。それにあわせて運転コントロールを調整し改造を加えていかなければなりません。装置を作ったメーカーでは保証の問題等で対応が鈍くなりますが、弊社では「こんなところをこうしたらいいのでは?」とか、調査・分析などを始めとして、せっかく持っている装置を活かして性能アップする提案をして行きたいです。そのためだけに短絡的に建て替えをして、お金の無駄遣いをするようなことをしないで欲しいと思います。

    【編集後記】

    出納さんの会社は自宅兼事務所となっており、経理を務めていらっしゃるお母様もインタビューに同席して頂きました。とてもやさしく雰囲気のいいお母様。そんなムードもあってか、穏やかでアットホームにインタビュー終了。途中、1歳5ヶ月のお子さんも登場し、見知らぬみっちゃんに泣き出してしまうハプニングもありましたが、とっても楽しかったです。

    インタビュー後は湘南ひらつか七夕まつりに向いました。今回は日本のお祭り初参加の元EBRI事務局の王さんも同行です。
    平塚には海軍火薬廠があったことから、昭和20年の大空襲の際に大打撃を受けました。そこで戦後の商業振興策として始められたのが、この七夕まつりです。

    駅前商店街の通りには、カラフルな七夕飾りが通り狭しと飾られ、大きな物では長さが10m以上になる物もありました。七夕まつりが初体験のみっちゃんも思わず感動!お祭りの様子を写真に納め、短冊に願い事を書いて吊るしたり、出店屋台で買い食いしたり童心に返って楽しみました。なんと、今年で59回目の開催です!毎年伝統を受け継いでいてすごいですね。

    社員の健康を願って短冊を書きました

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    七夕かざりに埋もれてます

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    たこ焼きならぬ、えび焼きです

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    宴会は創作料理に舌鼓

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    3時間もお祭り会場を歩き回った後は、国際環境デザイン協会の兒玉社長と、アーバンシステム広報部の山下君も合流して宴会です。話題は平塚の町や、EBRIについて…。今回のみっちゃんが行く!も大変盛り上がりました。