環境ビジネス総合研究所 - EBRI - インタビュー 第15回 株式会社エクシード・エクスプレス 環境ビジネス総合研究所 EBRI

  • <<みっちゃんが行く!

    EBRI事務局担当の岩松美千子こと、「みっちゃん」が会員企業各社を訪問させて頂いて、インタビューした内容を紹介するコーナーです。

  • 第15回 株式会社エクシード・エクスプレス

    www.ex-express.com

    左から徳利氏、みっちゃん、多賀社長

    左から
    徳利氏、みっちゃん、多賀社長

    インタビューの様子

    インタビューの様子

    ①仕事(事業)の内容

     もともとは運送会社からスタートし、現在は3PL(サード・パーティー・ロジスティックス)「企業活動における物流・SCM機能を高度化する、包括的で総合的なアウトソーシングサービスのこと」という業務形態を取っております。お客様のお荷物をお預かりするにあたって、最初はトラックを動かすのには荷物を持って行った方が有利であるということで始めましたが、トラックを動かしてもらうくらいの量がだんだん減ってきまして、逆に言うと直接そのカスタマーさんに送るような荷物が増えてきたなかで、イーコマーズなど、そのあたりの需要がだんだん大きくなってきました。必要な物を必要な分だけ必要な場所へ必要な時間に到着する、JIT(ジャスト・イン・タイム)物流の体制を整え、バックストックの無駄を無くし、仕事の仕組みを平常化して、荷物は弊社に入れていただく提案をしています。

     あとは、うちの倉庫に荷物をお預かりしていたお客様でサングラスやスノーゴーグルを海外から仕入れていらした業者の方でしたが、そのビジネスを撤退するということになり、そのまま販売を弊社で継続し行っています。日本で唯一の代理店です。それにより、扱う商材にアクションスポーツ系が多くなりました。 物を売ることと、物流と、アクションスポーツのシーンというのが間接的に活性化されていければいいなと思っています。

    ②EBRIに入ったきっかけ

     ISOを取得するバックアップ協会みたいな会社を設立されている社長さんに、ISOを取得する際にマネジメントの部分で前理事長の田宮さんを紹介されたのがきっかけです。

    ③業界の現状(現状、景気、競争面)

     2月決算なのですが、前期は非常に苦戦しましたね。
    競合面では、荷主さんも様々な営業を行っておられますが、やはり他分野以外の物流はアカウントを紹介して、弊社を通して物を売っています。物流は弊社でやり、自身で販売もしてしまうので、経費がかかりません。弊社倉庫に物があるので、そこが一番の強さですね。お客様にとってはそこも安心につながります。

     人材は大きなダイエットをしました。アルバイト・パートを含めて50人ちょっといましたが、現在は35人です。社員を減らして、優秀なアルバイトさんを増やしていかないと駄目だと思っています。

    ④今後の方針

     5年後には現在、弊社会長が経営する物流会社2社と合併し1つの会社になる予定です。売り上げ規模を大きくして、大手さんにも対応できるような体質も必要だと思っています。もっといろんな商材を販売したいですし、関連企業さんを集めて共同物流をやりたいですね。現在の規模では7億くらいまでですが、合体することによりおそらく25億くらいまでにはなると思うので、その時が本当の勝負だと思います。

     年商は以前6億円ありましたが、現在は4億5千万円ほどまでに落ちました。私たちの能力で6億円稼ぐのって結構大変なのですね。1個の荷扱いが何十円という世界なので。とりあえずは元に戻したいですね。戻しますよ。

    ⑤EBRIの中でどのようなことを考えているか

     正直そこのビジョンは何も考えていません。

    ⑥その他

     環境のことは自分自身にとっても為になることなので、認可を持っている、持ってないにかかわらず、継続してやっています。当社のゴミはリサイクルに出しているので、ゴミの排出はほぼゼロです。運送の方は建材関係がメインで輸送していますので、どうしても木の廃材が出ます。それも全部引き取りしてもらっています。そういうこともISOを取得しなければ学べなかったので、ゼロにするにはどうするか調べて行いました。また、「チームマイナス6%」にも入っています。キャンドルナイトも実施しました。

     関東は商流の流れが大きいです。関西は非常に弱っています。関東のロジスティックさんは成長率がものすごい伸びでいきますが、大阪は1社なくなると1社継ぎ足すって感じが精一杯です。東京の動きが活性化してくるので、当社からも1人行かせました。マーケットは大きいですね。
    今まで苦労した点、資金繰りが大変です。キャッシュフローが悪くて倒産することだけは避けたいです。物流業と運送業だけでしたら、だいたい30日サイクルがメインなので利益の金額は大きくないのですが、黒字がちゃんと出ているとキャッシュフローが健全にまわります。販売が入っているとどうしてもその商品先に仕入れという金額が走ってしまいますから、そこでキャッシュ留保しておくっていうことが一番の問題になります。

    倉庫の見学もしました

    倉庫の見学もしました

    倉庫内部の様子

    倉庫内部の様子

    応接室には経営理念と各種認可証が並んでいます

    応接室には経営理念と
    各種認可証が並んでいます

    商品はシステム管理してあります

    商品はシステム管理してあります

    【編集後記】

     業務全体を見直しスリム化を行い新たな期に新たな挑戦を行おうと言う意気込みがこちらにも伝わってきました。これからも数年は努力の年が続くのではないかと思う、しかしこの不況だからこそ大きなチャンスが落ちている可能性があるので、荷主側にメリットがある提案を増やし続け、ブランド会社とバーターで取引することにより、企業の保全が出来、ブランド企業側にも大きなメリットを提供できることが結果的にエクシードさんのメリットであることをお伺いしました。

     現在、大阪・東京・静岡と3拠点で物流倉庫を稼働させており、各拠点とも非常に順調であり、やはり関東方面のお客様が増える傾向があるとお話をされていました。 なかでもインターネットで販売を購入されたお客様へ商品を配送する業務が一番伸び盛りであり、現在まではアナログで商品管理を行っていましたが、ここ最近、新たなシステムの導入により、効率的、またミスが少なくなる環境が整ったとお話されていました。

     ブランド力を強化してより沢山の商品販売に寄与することも私の責任。また、ブランド商品はその1点のみではなく非常に多くの商材を取り扱われている関係上、商品の一元管理によりお客様へサービス向上が出来るのではないかを言うお考えを持っておられます。