
「EB+視察旅行」
実際に現場へ足を運び、最先端の情報を取集し、自分のビジネスへ繋ぎ、新たな知恵を生み出す学びの旅。
※会員限定イベントとなっております。
記念すべき初回の視察旅行は徳島と淡路島へ2泊3日の旅。

1日目(徳島県上勝町ゼロ・ウェイストセンター)
記念すべき初回の視察旅行1日目は話題になっていた徳島県上勝町にあるゼロ・ウェイストセンターへ行ってました。
徳島に到着後、みんなで少し周辺を観光。
➢まず初めに徳島県民のソウルフードである「徳島ラーメン」をランチとしてみんなで食べに行きました。


➢ランチ後、阿波おどり会館へ行ってきました。
阿波おどりは約400年以上歴史があり、徳島が世界に誇る伝統芸能。




➢阿波おどり会館が運営している、あわぎん眉山ロープウェイに乗り眉山の頂上へ。


➢午後から1日目の宿泊先上勝町のゼロ・ウェイストアクションホテル “HOTEL WHY”へ
「ゼロ・ウェイスト」とは、無駄、浪費、ごみをなくすという意味。
上勝町では行政、町民、事業所が一丸となって、ゼロ・ウェイストに取り組んでおり、現在では上勝町のリサイクル率はなんと…80%越え!
ごみ分別は合計で13種類/45分別もあります。
HOTEL WHYでは、ゼロ・ウェイストアクションをコンセプトとし、宿泊を通じて上勝町の暮らしを体感しながら、日々のごみを見つめなおすヒントを探ることができます。
スタッフが施設紹介や上勝町がこれまで取り組んできたゼロ・ウェイストの歴史について解説していただけます。


そして滞在中に出たごみが上勝町ではどのようなリサイクルがされいるか「ごみ分別体験」もできます。
実際に2日目の朝に部屋で出たごみをスタッフが誘導しながらみんなでごみ分別を行いました。


各回収箱には「入」(収入)/「出」(支出) という表現で数字が書いています。
それぞれ分別したごみがどのくらいの金額(単価)なのかが一目瞭然。
自分が出したごみがどれだけの収入に寄与しているか、また出した廃棄物を処理するのにどれだけのコストがかかるのかを理解できる。


生ごみは特定した場所の土に埋め、堆肥化。
約1~2週間で埋めた生ごみは土の中にある微生物が分解し、なくなる。


➢HOTEL WHYのフロントの建物内装
とても特徴的ですごく印象に残りました。

空き瓶で作られた照明カバーや町内から不要な窓を集め、組み合わせ建てた巨大窓。


フロント台は不要のビールケースで作られ、後ろにある収納棚は不要になった古い木製棚をそのまま再利用。


そしてフロントの横には"くるくるショップ"という名のリサイクルショップ(集まった町民の不用品がきれいに並ばれている)があります。持ち帰りは自由で、すべて無料!



様々な要素が組み合わさり、とてもお洒落な空間を作り上げていました。
このように、元々不要でごみになる予定のものが再利用され、新たな価値を生み出していたことを目の当たりにした時、感動と同時に自ずから湧き上がる反省もありました。
もっと自分の生活を見つめ直す必要があると感じました。
➢チェックイン
ここでは無駄遣いを防ぐため、一般のホテルと少し変わったことをします。
・使い捨ての石けんは使わず、フロントで必要な分を自分で切って部屋へ持っていく
※残った石けんはお持ち帰り可
・ウェルカムドリンクとして、上勝晩茶と有機コーヒーを飲める分だけ取る。
※コーヒーはその場で人数分に挽いた豆をビンに入れ部屋へ持っていく


➢エントランス&お部屋


➢HOTEL WHYの朝食
HOTEL WHYにはレストランなどの飲食施設はありません。
スタッフが早朝にトートバッグに朝食を入れ、お部屋まで届けられます。
朝食は部屋で食べてもOK、外で食べてもOK👌




ホテルは山の中にあるため、早朝の空気はとても気持ちよく、目をつぶって深呼吸しながら、自然に包まれた感覚が味わえます。

今回は視察旅行の第1目的地、徳島県上勝町ゼロ・ウェイストセンターとHOTEL WHYについてご紹介しました。
次回の視察旅行Day2について、乞うご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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