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【番外編】 企業訪問 inタイ(前編)

更新日:2023年3月29日



「みっちゃん&エイミーが行く!」こちらはEB+事務局みっちゃん&エイミーが会員企業へ訪問インタビューをし、その企業の特徴や魅力をご紹介するコーナーです。


なんと今回!

みっちゃんとエイミーは~微笑みの国~タイへ行ってきました。

実はEB+会員の中でタイに進出している企業様が多数いらっしゃいます。

そんな会員企業様のところへ見学を兼ねて、今回訪問させていただきました。

3泊4日のタイ出張、その様子を前編と後編に分けてご紹介いたします。


●タイ出張―初日

成田空港(NRT)から直行便で約7時間をかけてタイのスワンナプーム空港(BKK)にタイ時刻17時到着しました。

※タイと日本の時差は2時間(例:タイ時間17時の場合、日本時間19時)。

スワンナプーム空港(BKK)

この日ありがたい事に会員企業であるアイティーアイ・コンプレッサ㈱の濱口社長が空港まで迎えに来てくださいました。

タクシーでバンコクの市内中心部に位置しているスクンビット地区で予約していたホテルへ荷物を置き、そのまま企業懇親会へ参加してまいりました。

※スクンビット地区はバンコクの中でも日本駐在員が多い地区。


今回の企業懇親会は外国人に人気のレストランで行いました。(こちらのレストランはSDGsの2番に関連しているため、後ほど少しご紹介させていただきます。)


はじめに1人ずつ自己紹介を行い、そこから交流会がスタート。

みんなでカンパーイ🍻
コンシェルジュ㈱代表取締役小嶋氏とタイコーディネーター鈴木氏
交流タイム

職種別の企業が集まっているため、お互いにタイでの事業紹介や情報共有をしていました。また初めてタイに来た私たち事務局のために皆様が丁寧にタイ事情などを説明してくださり、大変興味深く、とても勉強になりました。

タイの本場料理も堪能

企業懇親会の様子をEB+のFacebookにてライブ配信しました。

下記のURLからライブ配信の様子をご覧いただけます。

↑ぜひチェックしてみてください。


【懇親会参加企業一覧】

・㈱コンシェルジュ 代表:小嶋氏


・アイティーアイ・コンプレッサ㈱ 代表:濱口氏


・㈱山久 タイ現地法人MD:杉本氏


・ITICOMP-ASEAN BANGKOK FC代表:鈴木氏

 HITEX THAILAND タイコーディネーター


・アーバンシステム㈱ 海外事業担当:花松氏


・環境ビジネスプラス 事務局長:岩松氏



【今回利用したレストランのご紹介】


●コンドームがモチーフの珍レストラン

[キャべジズ&コンドームズレストラン(Cabbages & Condoms Restaurant)]

そのユニークで衝撃的な名前に最初は驚くかもしれないが、実は家族計画を通して貧困撲滅を目指す“Population and Community Development Association(人口と地域開発協会)” (以下、PDA)というタイのNGOが運営しているレストランです。

キャべジズ&コンドームズレストラン

●レストランの名前の由来

当時タイの人口増加問題やエイズの蔓延などを懸念し、「キャベツのように気軽にコンドームを買ってほしい」という思いを込めて、この店名をつけたのだそうです。

オーナーはタイの副首相を務めたこともある有名政治家ミーチャイ・ウィラワイタヤ氏。

貧困地域の人口爆発を支援するまじめな目的のレストランです。

現在もレストランの運営費を除いた利益は、貧困削減、エイズ撲滅、マイクロクレジット、安全な水へのアクセスなどの分野で活動するPDAの財源として使われています。


そして私たち消費者にとっても、食事を楽しみながら社会貢献ができるレストランとなっております。


コンドームを使用したアート作品
本場タイ料理

キャべジズ&コンドームズレストランについての詳細記事がございますので、気になる方はぜひ下記のURLからチェックしてみてください。



●タイ出張―2日目

2日目は会員企業である㈱コンシェルジュの代表、小嶋氏がタイで新たに始めた事業の現場に同行させていただきました。


まず㈱コンシェルジュについて簡単にご紹介させていただきます。

アパレル業界・貿易業界・エネルギー業界と幅広い業界をフィールドとしております。

特にエネルギー業界においては看板コンテンツである「省エネ革命」の名のもとに高い技術力がありながら省エネ対策の成果実績の伴わない省エネ業界に革命を起こす成果報酬型の省エネコンサルティングを展開しております。「省エネ革命」は株式会社コンシェルジュの登録商標であると共に魂を込めてクライアントに顕在する省エネ資産を具現化するコンテンツとなっています。

「コストカットをしたいが方法がわからない」「なにから手を付けていいかわからない」というのは各社がもつ共通の課題だと思います。 株式会社 コンシェルジュの「省エネ革命」は企業の専属トレーナーの感覚で「無理」「我慢」」「ストレス」そして「失敗」のない省エネ活動を社員一丸となって行えるようなシステムを構築していく独特なコンサルティングです。


そんな省エネコンサルティングプロの小嶋氏ですが、実は古着業界のプロでもあります。

今回タイで行われている事業では、実際に日本の古着をタイに輸入し、リユースすること。

タイでは日本の商品はとても評価が良く、その中でも洋服の人気と需要性が非常に高いと言われています。

省エネコンサルティングプロの小嶋氏
古着業界プロの小嶋氏

今回小嶋氏はタイにいるビジネスパートナーと共に日本古着の専門店をオープンすることが決まっており、そのオープン前の様子を見学させていただきました。

古着屋店内の一部

お店の中はとても広々としており、古着も子供からお年寄り、レディースからメンズまで数多く勢揃いしておりました。

また現地の従業員の中に流暢に日本語が話せるスタッフやインフルエンサーの方もいらっしゃいます。タイではFacebookやTikTokのライブ配信を使ったオンライン販売がここ数年で主流となっており、ハイブリッド販売を実現しています。

スタッフの年齢層は20代が多く、今回開業する古着事業の利益はほとんどスタッフに還元するそうです。

ただ働くだけではなく、実際に自分で考え、計画し、実践をすることで、その頑張りが形となって返ってくる。「若者にもっとチャンスを与えたい。」と小嶋氏が話しておりました。

その日小嶋氏は従業員に洋服の配置コツや売れやすいポイントなどを伝授し、丁寧に指導しており、皆さんからも尊敬されているのが伝わります。従業員との仲も良く、一緒に自撮りしたり、冗談を言い合ったり、一緒にクレープを食べたりして、和気あいあいとした雰囲気でとても微笑ましかったです。

配置のコツを従業員に伝授している小嶋氏
みんなと一緒にクレープを食べる小嶋氏

最後に日本の古着をタイでリユースしようと思ったきっかけをお聞きしました。


小嶋氏:服のリサイクルよりも、もう一度リユースをすることで、実はCO2を大幅に削減することが出来ます。実際日本国内に供給される衣類の製造から廃棄までに排出されるCO2は約9500トン以上もあります。そしてジーンズ1枚を作成するのに約200リットルの水が必要。でも古着のリユースをすることで、微力かもしれないが、環境にも優しく、且つ必要とする人たちの元へ届けることで洋服たちに再び価値が生まれる。そういうところがリユースの魅力の一つであり、僕にとってもやりがいのある事だと感じています。また今後タイだけにとどまらず、世界中に古着の良さと価値を広め、社会貢献をして行きたいと思っています。

従業員たちと記念写真①
従業員たちと記念写真②

小嶋氏の素敵な想いと行動力にとても感銘を受けました。


2023年3月18日 (日)に小嶋氏の古着屋がオープンしました。

その様子やインフルエンサーたちの発信などが気になる方は

ぜひ下記のURLをチェックしてみてください。


小嶋さん、貴重なお時間ありがとうございました。

これからもますますのご発展をお祈りしています。



今回は【番外編】企業訪問inタイの前編をまとめてご紹介しました。

次回の企業訪問inタイ後編も乞うご期待ください。



【タイ(バンコク)事情をちょっぴりご紹介】


●メイン線路:BTS

・駅ホームはスクリーン広告(CM)が多く、とても明るい。


・切符は窓口または販売機で購入可


・切符はテレホンカードみたいな材質。

 ※デザインはいろんなものがある。


・駅入る時は自動改札機の上をタッチ


・駅出る時は自動改札機に差し込む


BTS線の駅ホーム
BTS線のきっぷ

●地下鉄:MRT

・切符は窓口または販売機で購入可


・切符は円形プラスチック


・駅入る時は自動改札機の上をタッチ


・駅出る時は自動改札機の投入する穴に落とす


・電車一本で複数の有名観光スポットに行ける


MRT線のきっぷ
サナーム・チャイ駅は美しい宮殿のよう

BTSもMRTも駅内ドリアン持込禁止✖
MRT電車内は立つエリアと座るエリアに分けている





タイの切符は基本回収後リセットして再利用されているため、繰り返し使えるのと紙のゴミが出ない点では、とてもサステナブルだと感じました。


●トゥクトゥク

バンコクのシンボル的存在の乗り物

・バンコクの主要交通機関のひとつ


・タイヤが3つの三輪自動車


・ちょっとした移動にタクシー代わりとして利用すると良い


・値引き交渉すると、最初の金額より半額になることも多々ある






●タイのチップ事情

元々タイではチップ文化はありませんでした。年々ヨーロッパやアメリカからの観光客増加により、チップ文化が徐々に浸透して行くようになり、チップというものが根付いてきたのです。

またタイのチップは硬貨よりもお札で支払うのが基本的。


例:20バーツ

  50バーツ

  100バーツ etc.





●チップが必要な4つのシーン

・ホテル

・レストラン

・マッサージ・スパ

・タクシー


チップは受けたサービスに対し「感謝の気持ち」を込めて相手に支払うものですので、必ず払わなければいけないもの(制度)ではありません。

日本人には少し慣れないチップ文化ですが、異文化を味わえるいい機会になります。

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