top of page

第10回 企業訪問 ㈱スプライン・ネットワーク




EBRI事務局担当の岩松美千子こと、「みっちゃん」が会員企業各社を訪問させて頂いて、インタビューした内容を紹介するコーナーです。


こんにちは!みっちゃんです。今回は渋谷にあります、㈱スプライン・ネットワーク(代表取締役 雪野洋一氏)を訪問して参りました。

渋谷といえば若者の町!というイメージですよね。というより、お店がいっぱいある活気ある町って言った方が当てはまるでしょうか?雪野さんの会社は、そんな渋谷のイメージとは異なった、裏路地に入った静かな場所にあります。


インタビューの様子
営業レクチャーを










①仕事(事業)の内容

2002年1月に創業し、主にソフトウエア事業をやっています。現在従業員は23名(契約社員、アルバイト含む)です。

以前はハードウエアメーカーで営業の責任者をしていました。 お客様に直に接することが出来る営業の仕事が好きなので、お客様の為には何が一番いいのか?というのを常に考えていました。お客様のニーズに合わせ、時には他社の競合製品を販売して社長と喧嘩したこともありました。そうしたことから、メーカー目線で物を売るということに違和感を感じ、お客様の視点に立ったサービスやITプロダクトを提供したいという思いがきっかけで起業しました。

ソフトウエア事業では、「トナーセーバー」を主力商品として、何かを削減するとか、環境にいいものとか、とにかくお客様のお役に立てるものをどんどん開発して行きます。

【TonerSaver(トナーセーバー)】

主力商品である「トナーセーバー」は、プリンタードライバーの技術を応用して開発した独自のアルゴリズムを用いて、レーザープリンターのトナー消費量をコントロールします。 導入後は特別な操作をすることなく、高品位な印刷出力を維持しつつ、レーザープリンターの印刷コストを最大で50%削減します。同時に廃棄トナーカートリッジの量を抑制することから、コスト削減と環境保護を同時に実現する革新的なソフトウエア・ソリューションです。 全ての印刷ログを収集するので、どの位印刷してどの位削減出来たとかの削減率もグラフ化(見える化)することが出来ます。 特徴―①環境保護 ナーや廃棄カートリッジの量を抑制することから、リデュースやゴミの軽減につながり、エコロジーに貢献します。 特徴―②コスト削減 高品位な印刷品質を維持しつつ、レーザープリンターのトナー消費量=トナー代金を最大50%まで削減できます。 特徴―③印刷セキュリティと分析 印刷ログの収集により様々な角度から印刷状況が分析でき、さらに情報漏洩時の追跡が可能になるので抑止効果を得られます。

②EBRIに入ったきっかけ

現理事長の田宮氏と知り合った時、エコロジー商品を手がけ始めたところだったので、「環境」について一から勉強し直そうと思い、EBRIに入会しました。

自分の子供が育った時、地球環境がどうなっているのか?という不安を抱き、「環境」との関わりを持ちたい!と思ったのもきっかけです。

③業界の現状(現状、景気、競争面)

2009年度、ITに対する投資の予算縮小を行っている会社は6割以上に上ります。インフラの整備という分野は直接ものを売る為のツールではないので最初に予算カットの対象になり、業界的にはかなり厳しいです。

一方で、最近「グリーンIT」という言葉をよく耳にしますが、企業がこの「グリーンIT」に何を一番に期待するかといえば、実はコスト削減にあります。新しい省エネ製品を買えば電気代が掛からずトータルでは安くなる、そういう分野には投資するのです。競合製品はありますが、他社のものは品質が劣ります。「トナーセーバー」というのは、印刷品質そのままに綺麗に薄くします。他社のものとは一目瞭然。だからこそ、この分野のシェアは9割以上を誇っています。

④今後の方針

トナーセーバー」をきっかけに多くのお客様と知り合う事が出来るので、それを自身のビジネスインフラとして考え、セーバーシリーズのような、皆さんに喜んで頂けるソフトを開発していきたい。

目標として、3年で10億円の売上げ達成を掲げております。

⑤EBRIの中でどのようなことを考えているか、どうしたいか。

EBRIには、政治力から草の根レベルまで、世の中に対する強い影響力を持って行って欲しいです。正しいことを出来るだけ多くの人に伝え、それを実行または実行するお手伝いをする団体、、なぜならEBRIはプロの集団だから、、。自分は自分の出来る範囲でそれを応援して行きたい。しかしながら、未だ自分の会社も落ち着かず志も半ばなので、なかなかEBRIの活動に積極的にいけないのが歯痒い。これは皆さんに申し訳ないと思っています。


「グリーンITアワード2008」にて 「審査員特別賞」受賞!
2階がスプライン・ネットワーク事務所










【編集後記】

今回インタビューさせていただいたのは代表の雪野さんと、「トナーセーバー」の担当者でいらっしゃる山村さんです。雪野さんは粋でおしゃれな社長さん。山村さんは真面目な営業マン。といった感じですが、とても親しみやすい雰囲気の方です。

みっちゃんのインタビューも兼ね、「トナーセーバー」の営業レクチャーも受けました。題して“営業のツボ伝授”!「トナーセーバー」のソフトを導入するだけで、コストの削減効果はかなり高いそうです。

例えば、トナーに年間100万円かけていた企業が、トナーの削減率を25%に設定すると、単純計算で25万円の節約になるのです。トナーが削減されれば、カートリッジの寿命も延び、コスト削減にも繋がる…結果的に環境対策にも貢献している…なんてすごいソフトですね。昨年は「グリーンITアワード2008」にて「審査員特別賞」も受賞したそうです。


「トナーセーバー」の素晴らしさに感動を覚えた後は、「みっちゃんが行く!」恒例のお食事&お酒タイムに出発です。

今回は事務所近くのちゃんこ鍋のお店でした。名前は「玉海力」。

もちろんメインはちゃんこ鍋!塩味が基本らしいのですが、あえて味噌味をチョイス!味の決め手はつくね団子。他にも魚介類などから沢山のダシが出ていて最高でした。

しかし、一番美味しかったのは「力士味噌」。みなさんも渋谷に行ったら「玉海力」さんで、ちゃんこ料理を満喫して下さいね。


「玉海力」にて
具だくさんなちゃんこ鍋











最新記事

すべて表示

コメント


bottom of page