EBRI事務局担当の岩松美千子こと、「みっちゃん」が会員企業各社を訪問させて頂いて、インタビューした内容を紹介するコーナーです。
今回はアイエム コンサルティングへ
訪問インタビューへ行ってきました~
【仕事の内容】 私は2009年に独立して、東京都の葛飾区で経営コンサルタントをしています。経営コンサルタントと言ってもあまり馴染みのない方も多いかもしれません。仕事は大きく三つに分かれています。事業計画作成など、経営に関わる、社長さんの仕事のお手伝いが一つ目。自社の商品・サービスの魅力を高めたり、認知度を上げたりするための、例えば展示会活動やホームページでの情報発信など、マーケティングのお手伝いが二つ目。あとは、中小製造業の、もの作りに関わる部分のお手伝いをしています。
【EBRIに入ったきっかけは】 独立前から、起業支援やベンチャー支援をしています。 本業の一部とも言えますが、実際には起業する方やベンチャーの方は通常、資金的余裕がないので、あまり大きな売上にはつながりません。この起業・ベンチャー支援を通じて、最近起業される方は、環境ビジネスなど社会貢献を意識されることが多いと感じます。そこで、自分もそういった場での接点を増やすように心がけています。EBRIに入らせて頂いたのは、表向きはそんな経緯ですが、実際には、東京商工会議所の交流会で、魅力的な女性(今日もインタビューして頂いてます)のお誘いを受けたのが、入会の決め手でした。
【仕事の現状】 現在は、個人事業主としてやっています。売上はそんなに多くはありませんが、家族を養って行ける位はあります。 リーマンショックの時期に独立して、震災の影響もあって、景気が悪い、難しい時期が続きましたが、今の政権になって、少し良くなってきていると感じます。みなさんが直接、実感されることは少ないかもしれませんが、自民党は、中小企業を支援してきた歴史が長く、経験豊富です。そのお陰もあって、業績が上向きになりつつある企業さんが増えて、私の仕事の内容も前向きなものが増えています。例えば、昨年度までは、破たんした企業を再生するような仕事が結構あったのですが、今年度はそういった仕事はほとんどなくて、反対に、売り上げを伸ばしたり、新しい事業を立ち上げたり、というお話が増えています。最近目立つのは、海外へ向けて自社・自社製品を売り込みたいとか、自社のホームページやカタログ等を、海外の方にも通用するような形にしたい、といった話です。また、海外に売り込まない、国内向けのビジネスをされている方からも、2020年の東京オリンピック等をチャンスと捉えて、日本にいらした外国の方向けのビジネスを展開したい、と言ったお話を頂いています。
【エピソード】 EBRIに関連する環境ビジネスを含めて、起業相談というのはピンからキリまであって、いろんな方がいらっしゃいます。ビジネスにかける意気込みはすごいのだけれども、傍から見てこれはまずい、と思うケースは結構あります。私もそうですが、皆さん、お金やビジネスについて、社会に出る前に学校等できちんと学んだ経験ないですよね。そういった方がいきなり起業するのは、難しい場合が多いと感じます。特にアメリカなど、お金に関する教育を小学校から受けていたり、大勢の方がMBAを取得していたりするような国と比べると、起業のハードルは高いと思っています。
【今後の目標】 売上は人が雇える位にしたいですね。例えば、海外に目を向けた案件が増えていて、これを一人で支援するのも限界があるので、体制を強化したいです。
【EBRIの中で今後どうして行きたいか】 EBRIは「環境」「ビジネス」総合研究所ですから、まずビジネスの支援能力を強化する、そういった方面でお手伝できればいいと思います。また、環境問題については、こちらはもっと色々教えて頂いて、私を含めて、会員のリテラシを上げて行ければ良いと思います。
【その他】 私は元々エンジニアだったので、日本のモノづくりに対する意識は強いつもりです。自分のライフワークというかキャリアとして、日本の中小製造業をお手伝いして行きたいと思っています。 あと最近、焼酎に凝っています。沖縄の泡盛以外は、あまり銘柄を知らないので、良い焼酎があったら教えてください。
【編集後記】 いつも笑顔でさわやかな印象の入山さん、独立後は自身のご経験を生かし、社長さんの頼もしい右腕ともなる、経営コンサルタントをされています。 当取材に行った日は丁度、行政書士様向けのセミナー講師をお勤めでした。タイトルは「中小企業の補助金について」~行政書士向け、入門セミナー~です。受講者は皆さんプロの行政書士の方々、そんな方を前に時には笑いも交えながら、アドバイスやポイント説明を行っていました。主なものは起業に関する補助金申請についてのもの。申請書の書き方については特に熱心にご説明され、こちらの意図している内容をいかにわかりやすく、くわしく、説得力を持って沢山書いていくとういうものでした。もちろんただダラダラ書くのはダメですが、やろうと思っている事業がどれだけ役に立ち、社会貢献に繋がっていくかという想いを理解してもらえることが大事なようです。 アイエム コンサルティング社では、細かいアドバイスや丁寧な指導をして下さるそうなので、補助金のご相談に限らず経営の様々なお悩みなど、是非入山さんにご相談してみて下さいね。
Comentários