top of page

第24回 企業訪問 大坪電気㈱

更新日:2022年6月10日




EBRI事務局担当の岩松美千子こと、「みっちゃん」が会員企業各社を訪問させて頂いて、インタビューした内容を紹介するコーナーです。



みなさん、こんにちは。

今回は両国に本社を構える大坪電気株式会社へ

行って参りました。

 





大坪電気株式会社(代表取締役 高杉好一氏)は1925年(大正14年)に創業し、今年でちょうど90周年を迎えました。電気設備工事を主体に、情報・通信設備、空調設備、内装工事まで新築工事から建物全体のリニューアル工事まで幅広く手掛けています。

社訓は「明るく誠実に・研鑽努力」

社員皆さんはこの社訓通り素敵な方々ばかりでした。













拠点は両国の他に、栃木(宇都宮)、千葉(船橋)、西東京(三鷹)、神奈川(関内)にあります。 関東圏の仕事がメインで従業員は170名、景気が良くても悪くても毎年7名~9名位の新卒を採用しているそうです。  「幸福度ナンバーワン企業の実現」が志(ビジョン)で、みんながこの会社へ務めて良かったと思える企業を実現することが企業としての目的だそうです。ですから企業の規模拡大は狙っていません。「幸福度ナンバーワン企業の実現」には会社を継続することが必要です。そして継続していくためには適正な利益が必要です。企業の継続(ゴーイングコンサ-ン)が一番大切で目的会社も沢山ありますが、大坪電気では継続する事は2番で社員の心をひとつにするためにもっと高いこの志(ビジョン)を立てたそうです。但し継続する為に利益を出しますが利益を出すためにどんな手段を使っても良いわけではないので、世の中から認められる利益を出す為の規範、「4徳」と言う行動規範を出しています。その由来は玄関エントランスの床に描かれた土俵(写真・右側)と近江商人の「3方よし」からきているそうです。  まず、なぜ土俵かと言うと、大坪電気→両国→大相撲→土俵と連想するからで、この土俵は力士にとって、修行・鍛錬の場でありお金を稼ぐ神聖な場所。同じ様に会社員にとって会社は土俵と同じ意味があるのでシンボルマークにしたそうです。この土俵にある4つの徳俵と近江商人の3方ヨシになぞらえて「4徳」と言う行動規範にしています。


大坪電気株式会社の行動規範 4つの徳俵(4徳の意味) 1、売り手の徳   社員とその家族、協力会社の皆様にとって徳になる仕事 2、買い手の徳   お客様にとって徳になる仕事 3、世間の徳   規範に基づいて社会貢献(徳)する仕事 4、地球環境に良い(徳)仕事


 当社社屋は50年以上経っていますが、昨年自社で耐震と省エネを考えた改修工事を行い、BCP化を図り、ビル自体をショールーム化しています。お客様でこんな風にしたいと言ったご要望のある時に実際にご覧いただけます。メーカーに行くと自社製品しかありませんが、ここに来れば様々なメーカーのものを取りつけていますので、比較して見ることが出来ます。











左右で20灯付いていまして、この様に色を分けてゾーンに分けています。こちらの調光器で明るさをそれぞれひとつずつでもいいですし、明るさをグループで0%から100%まで調整出来るものを付けております。こちらは75%と80%で点灯している状態です。不必要に明るくしないということその時間や時々に応じて適切な調光で使えます。例えばプロジェクターを使用する時、画面に近い面は暗く遠い面は明るくボタンでシーンを作り上げることが出来ます。

 また同じメーカーのLEDライトでも同等品で不必要な明るさをカットしようと、更に省エネを考えた製品を出していますので、ご覧頂いてご提案しています。わかりやすくショールーム化して目で見て頂いています。