
「みっちゃん&エイミーが行く!」こちらはEB+事務局みっちゃん&エイミーが会員企業へ訪問インタビューをし、その企業の特徴や魅力をご紹介するコーナーです。
・有限会社オフィスネットワーク
代表取締役チャレンジャー® 道廣和男氏
https://www.office-network.biz/
ISO等コンサルティグ事業を中心に、環境事業、テクニカル事業、医療・看護事業などをされている同社ですが、今回は2021年3月より東京世田谷区にて開設された「ネットワーク訪問ナースステーション」を取材して参りましたのでご紹介します。

・ネットワーク訪問ナースステーション
https://www.office-network.biz/ns/
こちらでは、主治医が退院後も自宅での医療管理が必要とされた方を対象とし、主治医の指示に従い在宅医療看護師がご自宅を訪問し療養上のお世話や診療の補助、アドバイスを行っています。その他、プライベートプランとして保険適用外のサービスも行っています。
【具体的なサービス内容】
●健康状態の管理(バイタルチェック〈血圧、体温、脈拍などのチェック〉、病状の観察、精神面のケア)
●自宅でのリハビリテーション(関節の硬化を防ぐ運動、マッサージ、日常生活動作の訓練〈歩行、排泄など〉、外出)
●治療促進のための看護(医療機器や器具の管理、服薬指導、主治医の指示による処置や検査)
●相談(住宅改修や福祉用具導入に関する相談、介護負担に関する相談、健康管理、日常生活に関する相談)
●終末期の看護(痛みの緩和、本人や家族の精神的な支援、看取りの体制に関する相談)

それでは、スタッフ皆さんにお話しをお伺いしましたのでご紹介いたします。
対応者:
有限会社オフィスネットワーク 代表取締役 道廣和男氏
ネットワーク訪問ナースステーション 取締役専務 ヘルスケア事業部長 橋井雅子氏
ネットワーク訪問ナースステーション 看護師 鳩山桂子氏
ネットワーク訪問ナースステーション 看護師 足立真澄氏
有限会社オフィスネットワーク 道廣光毅氏
インタビュアー:事務局長・岩松(みっちゃん)
撮影:事務局・花松(エイミー)
『他には無いネットワーク訪問ナースステーション』
みっちゃん:まず初めにこちらのネットワーク訪問ナースステーションについてご紹介お願いします。
橋井看護師:病気をなさっている方が、「病院にずっといるのか」それとも「退院するのか」という選択肢があるとき、今の状況で退院せざるを得ないってい状況もありますよね、でも、病気を持っていて、退院して、その後が不安ですよね。「今後どうしたらいいのか?どうなるのか?自分の病気は本当に大丈夫なのか?」とそういった悩みを抱えている方もいます。
その時に看護師さんに相談できたら、「自分は今どういう時点にいるのか、どうしたらいいのか、よくなりたいのか、それとも今のままでいいのか」それぞれ考えがあると思いますよね、そこで自分がどういう風になりたいかっていうのをお助けするのが、ここのネットワーク訪問ナースステーションです。専門の医療の看護師としてのアドバイスをしています。
ここはどんな訪問ナースステーションなのかと言いますと、看護師たちはみんな病院勤めの経験があります。
病院では患者さんの病気を治してお家に帰します。その際、看護師たちは「退院してよかったですね。」と送り出しますが、帰ってからの生活なんて全然興味ありませんでした。
私たちは病気を治す人だから、病気が治ったらもうその人とは縁がなくなるのです。
しかし、糖尿病の方などまた戻ってきてしまう患者さんがいます。そこで「なんでこの人何回も何回も来るのだろう」と疑問に思うことがありました。
それは、病院生活の中では早く退院したいから協力的で優秀ですが、家に帰ったらちゃんとやれないから、また来ることになってしますのです。
そのことにある時気づきました。「あれ?この人家ではどういう風にして生活しているのだろう」と。
入院予定2週間の患者さんに「10日間で退院できたのは素晴らしいですね」って言うのですが、家に帰ると緊張が取れてしまって、お薬飲まなかったりする方もいっぱいいらっしゃいます。それプラス、定期的に病院に通っている方でも年齢とともに認知症とか脳の衰えで、今まで出来ていたことがいつしかできなくなっている方もいます。(お薬飲めなくなるとか、お風呂に入れなくなったなど)
人生は病院にいるそこの部分だけじゃないですよね。生きているっていうことは、病院で看るとこなんか豆粒みたいなもので、全体的にその人の人生を見たら普段の生活の方が1番重要なのです。そこから体の調子や健康に繋がっていきます。
ちょっと工夫すれば、ちょっと気を付ければ、自分がやりたいこと、出来るようになります。例えば「私、高島屋に買い物に行きたいの!」の言っているのに行けない方がいます。そんなこと本当は簡単で、ちゃんと生活面で段取りすれば出来るのに、「もう一生無理だわ、寝たきりだ私」と言って骨折して病院に帰ってきた患者さんが言います。「夢がもう終わった、生きている意味がない、何のために生きているかわからないから、死んだ方がいいわ」とか。
お家で病気を抱えて生活している方のほとんどはそんな感じです。私からしたらもったいないなって思います。
みっちゃん:そういったところのちょっとしたアドバイスとか、支援とかされている感じですか?
橋井看護師:そうです!その通りです。そういった患者さんの人生はその方だけのものだから、本当の最後が来るまで夢を持って、あれしたい!これしたい!と希望があれば、そこに向かってしていけばいいじゃない!って、応援団なのです私たち。
私たちは知恵もスキルを持っているので、科学的根拠のエビデンスを持ってケアしていけば、最短で夢や希望に到達できるお助けが出来