第150回 環境ビジネスプラスweb定例会
- あべっち

- 7月31日
- 読了時間: 2分
更新日:8月1日
今回の定例会は「新電力と電力システム改革の現状」をテーマに開催しました。

新電力の第一線で活躍し、「正しい電力自由化」のために全国を奔走してきたグリーンピープルズパワー株式会社 代表取締役 竹村様をお招きし、いま私たちが知るべき電力業界の“リアル”をお話しいただきました。
グリーンピープルズパワー株式会社HP: https://www.greenpeople.co.jp/
概要
本定例会では、再エネ普及や地域電力に取り組む竹村英明氏が登壇し、電力自由化の課題と制度的な矛盾について語られました。特に、「理不尽な制度」「容量市場」「非化石証書の混乱」「巻き戻しの圧力」などが焦点となり、小売電気事業が直面する現実と可能性が共有されました。
印象に残ったポイント
電力自由化は形骸化しつつあり、新電力に不利な制度が残っている
PPAを活用した地産地消型モデルが地域エネルギーの鍵となる
容量市場・非化石証書などの仕組みによって、脱炭素の推進がむしろ阻害されている
「エシカル電力」など、社会性を重視した新しい電力の形が求められている
所感
制度面の課題は多いが、地域や市民が主導する持続可能な取り組みには可能性を感じました。今後の電力選択や再エネ導入のあり方を見直す上で、有意義な視座を得られました。

今後も定例会や展示会を開催して参りますので、ご興味のある方はぜひご参加いただけますと幸いです。



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